ITエンジニアは長期ブランクがあっても復帰できる【実例あり】

雑記
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病気、怪我、育児、介護・・・。原因は何にせよ、長期間のブランクがあると仕事に対する自信は失われていくものです。技術職であるITエンジニアでもそれは同じ。

  • もう仕事についていけないのではないか
  • 誰も雇ってくれないのではないか
  • 今更復帰しても笑われるだけではないか

こういったことが頭に浮かんできます。

しかし、どんなに長期間ブランクがあっても、エンジニアとして現役に復帰することは可能です。

私は実際に15年間病気療養した後に復帰して、大幅な昇給を勝ち取ることさえできています。

本記事では、なぜブランクがあっても復帰可能なのか、どうやって復帰するのかを説明してきます。

この記事で説明すること
  • なぜ長いブランクがあるITエンジニアでも復帰可能なのか
  • どうすれば現役復帰ができるのか
  • どの程度の待遇で雇ってもらえるのか

長期ブランクがあるITエンジニアでも復帰が可能な理由

まずは、長期ブランクがあってもエンジニアが現役に復帰することは可能な理由を説明します。

時間が経っても意外とスキルと勉強方法は衰えないから

IT業界は変化の激しい業界です。昔の技術では通用しないと考えるかもしれません。

しかし、どんなに変化があったとしても、根っこの部分は同じであることが多いです。

例えば、私の場合Webアプリケーションの開発をメインとしています。昔はStrutsというフレームワークを利用していましたが、現役復帰後はSpring Bootを使うようになりました。

かなり設計思想の違うフレームワークではありますが、Webアプリケーションの開発に使うという面では差がありません。半月程度の学習で実際の開発に入ることができました。

また、技術自体は変化しても学習方法はそんなに変わりません。私の場合は

  1. 入門書を読む
  2. なにか動くものを書いてみる
  3. エラーが起きたら検索して調べる
  4. 以後2, 3を繰り返す

昔からこの方法を採用していて、ブランク前も復帰後も同じように通用しました。

あなたも自分なりの勉強方法を持っていると思います。その方法は時代が変わっても通用する可能性が高いです。

ITエンジニアの需要は高いから

今の所、ITエンジニアの需要はかなり高いです。人材が登用できずに困っている企業は多くあります。

実際、私が務めている会社(社員数20人以下の零細企業ですが)も採用ができずに困っているようです。

国の調査でもITエンジニアが足りないという傾向がはっきり出ています。みずほ情報総研の「IT人材需給に関する調査」18ページを見ると、2018年の実績で22万人人材が足りていません。その後の予想値でも、ほとんどのケースで人材不足です。

ITエンジニアは人材不足のため、企業としては多少のブランクがある人材でも採用せざるを得ない状況になっているのです。

流石に大人気の大手企業に入社するのは難しいでしょうが、中小企業への入社ならチャンスは大いにあります。

現役復帰するときにとった方法

いざ現役復帰を目指すとなった場合、取るべき方法は人によって様々です。ざっと考えただけでも

  • 人脈を生かして以前の会社や関連企業に入社する
  • ハローワークを使う
  • 求人サイトを使う
  • 転職エージェントを使う

このくらいは思いつきます。

どれが良いのかはあなたの状況次第でしょうが、ここではこの記事の筆者である土谷がとった方法を説明します。

前提として、私は15年間病気療養をしていました。病気の原因がわかり治療を開始して、体調が戻ってからの動きとなります。

パートタイムで通勤ができることを確認

ブランクが短い人(3年以下位)なら必要ないと思います。しかし、私の場合あまりにもブランクが長く、いきなりフルタイムの仕事に入るのは不安がありました。

そのため、1日4時間程度のパートタイムで仕事を探して、定期的に勤務することになれるところからはじめました。

仕事内容もITのものではなく、事務補助という負荷が非常に低いものを選んでいます。

パートならブランクがあっても探しやすいですし、次の職場を探す際もブランクの影響はなくなっているという説明に利用できます。

転職エージェントを利用

2ヶ月ほどパートで働けることを確認したら、まずは転職エージェントに相談してみました。

長期ブランク、パートに入って2ヶ月という条件なのですべてのエージェントから相手にされるわけではありません。実際、私は5つくらいの転職エージェントに相談して、2つしか対応してもらえませんでした。

1つはリクルートエージェント、もう一つは東京しごとセンターです。

転職エージェントで履歴書や業務経歴書の作成を手伝ってもらえるのはとても大きいです。

特に、東京しごとセンターは都が運営していて門前払いはまずされません。経歴に自信がなくて東京近郊に住んでいるなら(都民でなくても利用可能です)、相談先としておすすめできます。

私の場合転職エージェントでは仕事が決まりませんでしたが、数社(1部上場企業もあり)と面接までは行けました。

履歴書、業務経歴書のブラッシュアップのため、また良い企業との接点になりうるため、ブランクがあっても怖がらず転職エージェントを利用したのは良い選択だったと思っています。

求人サイトで中小企業中心に沢山応募する

転職エージェントに相談して作成した履歴書、業務経歴書を武器に、求人サイトでもいろいろな会社に応募しました。私が内定を取れたのは結局求人サイトからだけです。

私が持っていたのはJavaを利用したWebアプリケーションの開発経験です。そのため、最初はJavaを利用している会社をメインにとにかく片っ端から応募していました。

ただ、大手の会社からはほとんど反応がありません。そこで途中から対象を中小企業に絞って応募しました。

中小企業だと長期ブランク後の私でも反応が返ってくることが多かったです。ITエンジニアの人材不足は中小企業で顕著なのだと思います。

中小企業を対象にした応募を続けた結果、3社ほどから内定をもらえました。

現役復帰直後の待遇

就職活動をしている段階では、実務経験があるとはいえブランク明けでパートを2ヶ月していただけの人間です。残念ながら高い待遇は望めません。

私のケースでは、年収で300万円での採用でした。しかも試用期間が半年という条件です。

長期ブランク、しかも原因が病気であったのでこの条件は仕方なかったと思っています。

しかし、あまり良い待遇ではなくても、とにかく現役に復帰することを優先したのは結果的には正解でした。参画した案件で実力を見せて会社に必要な人材だと思ってもらえれば、待遇改善を求められます。

会社との条件交渉はこちらの記事で:ブランクから復帰後1年で会社との条件交渉を成功させた方法

また、現役復帰して1年しっかりと仕事をすれば、改めてより条件の良い会社への転職も視野に入ります。

まとめ:ITエンジニアはブランクがあっても復帰可能

ITエンジニアが長期ブランク明けでも復帰可能な理由と、私のケースを説明してきました。

病気での15年以上の長期ブランクという、経歴としてはかなりひどいものでも現役復帰は可能です。

おそらく、あなたの場合は私よりはマシな状況にあると思われます。もし迷っているなら、思い切って行動するべきです。

  • いきなりフルタイムが怖いならパートタイムで仕事を探す(IT関係以外も考慮に入れる)
  • ブランク期間が短い(3年以下位)なら転職エージェントに連絡する
  • 履歴書、職務経歴書を自分でかけるなら求人サイトから応募する

多分、多くの挫折を経験することになります。私は250社に応募して、そのほとんどを書類選考で落とされました。

それでもどこかにあなたを必要とする会社はあります。諦めずに現役復帰への道を探してください。

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